精密機械加工、精密金型製作、自動化機械装置

技術紹介

技術紹介

精密機械部品

当社のプレス用分割構造金型は自動車に不可欠なトルクコンバータのブレード加工に使用されるプレス金型用抜きパンチです。
平成18年、19年度の「戦略的基盤技術高度化支援事業」を活用し、公設機関の支援をいただきながら県内中小企業4社で開発しました。

【特長】
●初回製造コスト従来金型の90%以下:加工方法を変更できるため
●ランニングコスト従来金型の50%以下
●使用するホルダーと刃先の材質を使い分け可能:それぞれに最適材料が使用できます。
●抜け止めを外すだけで刃先の交換が可能

【背景・経緯】
自動車メーカーのニーズを起点に公設機関の支援をいただきながら中小企業4社で成し得た研究開発事業です。
現地調達を推奨されているトヨタ自動車東北(株)様(現・トヨタ自動車東日本(株))が事業終了後のプレスリリースの記者会見を自社にて行う等、全面的に協力いただき、当社にとって自動車分野への本格展開の動機付けとなりました。

仙台のイニシャル「S」を模った超高級アルミ素材に鮮やかな色漆と光沢が特徴の玉虫塗を施しました。 当社は、切削加工を担当させていただきました。

仙台ゆかりの伝統工芸品の魅力を世界に発信するため、仙台市出身のデザイナー木村浩一郎氏と職人らが共同し商品を製作するプロジェクトです。

*玉虫塗
器に銀粉塗って漆を塗布する。漆の下から照り返すように銀粉が浮かび上がるため、光の加減で色合いが微妙に変わります。
その豊麗な色調がタマムシの羽根に似ていることからこの名が付けられました。

仙台のイニシャル「S」を模った超高級アルミ素材に、朱色の漆を塗り、情熱カラーを表現しました。当社は切削加工を担当させていただきました。

*制作デザイン
仙台市在住インテリアデザイナー木村浩一郎氏
*仙台カップ
南米・欧州・東アジアの18歳以下の代表4チームが参加するサッカー競技大会。
2002年のFIFAワールドカップの会場の一つとして宮城県で開催されたのを記念し仙台市が主催となって開催したもの。

*共同開発
雄勝硯生産販売協同組合
本田精機株式会社
株式会社ケディカ
キョーユー株式会社
*企画・制作
株式会社こけしのしまぬき

(株)こけしのしまぬき様が企画・開発したもので、石巻市雄勝町を産地とする雄勝石に、精密機器や航空機の部品の製造、さらには細かな部品へのめっき加工等を行う、最先端製造加工技術を持つ県内モノ造り企業3社が共同で製作した商品です。

雄勝石の風合いを生かした濡れ盃とぐい呑みが誕生しました。平成29年度日本ギフト大賞の都道府県賞を受賞し、(株)こけしのしまぬき様にて販売しております。